
大学受験のために英語を勉強したい!でもおすすめの参考書って何?
現役大学生がどんな参考書を使っていたのか知りたいなぁ。
都内の私立大学に通う現役大学生です。
今回は僕が受験勉強の時に使っていた英語の参考書「Next Stage英文法・語法問題―入試英語頻出ポイント218の征服」(通称:ネクステ)を紹介します。
この参考書のおかげもあって、僕はセンター試験の英語で9割以上の点数を取ることが出来ました。(正確な数字は覚えていない( ノД`)シクシク…)
そこで、この記事では
「Next Stageって何?」
「どういった人におすすめなの?レベルは?」
「どんな内容・特徴の参考書なの?」
「どういうふうに使うべき?」
などのあらゆる悩みを解決するため、ネクステに詳しく解説します!
また、「どんな英単語帳を使えばいいのかわからない!」という方には、こちらの記事も参考にしてみてください。
Next Stage(ネクステージ)基本情報

- 単行本: 511ページ
- 出版社: 桐原書店; 4th edit版 (2014/11/1)
- 言語: 日本語
- 発売日: 2014/11/1
- 梱包サイズ: 21.4 x 14.8 x 2.2 cm
「Next Stage」とは 問題演習を通して文法の理解をしていく問題集型の参考書です。この1冊で、大学入試頻出項目を効率的に身につけることができ、多くの大学受験生が毎年愛用している参考書です。
アマゾンのカスタマーレビューでは、星5つ中の4.3を獲得。アマゾン本ランキングでは、英文法・語法の部門でトップ10入りをするなど、 2014年の販売以来、根強い人気を誇っています。 (2020年4月10日付)
Next Stageを使うのが最適な人

では、Next Stageはどんな人に向いているのでしょうか。
この参考書は、東大・京大・早慶上智といった最難関大学や、中堅国公立や関関同立、GMARCH以上の大学を目指す人に最適だと言われています。
商品の説明文には『 センター試験・中堅大学では「差をつける」レベルまで、難関大学では「合格ラインに到達できる」レベル』に対応していると記載されてます。
そのため、ネクステと英単語を完璧にし、過去問や長文対策をすれば、センター試験で9割以上の得点をとったり、中堅国公立や関関同立、GMARCHにおいても高得点が取れる可能性が高いです。
ネクステを極めれば、文法問題に関しては問題ないです。もし、ネクステに掲載されていないような文法問題があれば、それが他の受験生との差を分けるポイントです。
したがって、まずはネクステで基礎を固め、他のライバルたちとの点数差が生まれないようにしましょう。その後で、別の参考書などで難関問題を勉強し、逆に他のライバルと差をつけましょう。
Next Stage(ネクステージ)の内容・特徴

Next Stageは511ページの中に問題が1474問あるだけでなく、単語・語彙とアクセント・発音対策ができるページがあります。
そして、英文法の体系的理解ができるように、全218の入試英語頻出ポイントを設けています。また、整理欄や考え方欄、問題レベルの表示のほか、解説中の[!!注意]や[+プラス]など、わかりやすく整理されています。
そのほか、入試英文読解、英作文問題に取り組む際に特に役に立つ問題を「読解」「英作」という形で表示されています。
Next Stageの特徴は次の通りです。
- 総合的に英語力を高めることが可能
- 実践的な問題形式で英文法を理解
- 使いやすい構成で効率的な学習が可能
- 抑えるべきポイントを難易度ごとに表示
以下に詳しく解説していきます。
総合的に英語力を高めることが可能
ネクステの収録されている項目は大きく分けて以下の6つです。
・文法
・語法
・イディオム
・会話表現
・単語、語彙
・アクセント、発音
文法は時制や仮定法、関係詞など、あらゆる英文法が網羅されています。
語法は動詞、形容詞・副詞、名詞の語法において抑えるべきポイントがすべてまとめられています。
イディオムは基本のものだけでなく、それぞれの品詞ごとのイディオムがまとめられており、会話表現はあいさつやレストランでのやり取りといった基本的なものから、ビジネスに関する重要表現までも記載されています。
そして、参考書が充実していない「アクセント」「発音」についても収録されています。そのため、センター試験のアクセントや発音問題のパートも、ネクステで勉強していればバッチリ対策できます。
また、 ネクステには付属でCDがついているため、「会話表現」「アクセント・発音」の音声を確認することができます。 また、CDには収録されていない「文法」「語法」「イディオム」「単語・語い」については桐原書店のHPから無料でダウンロードすることができます。
音声をスマートフォンなどに保存すれば電車などでの移動中にも勉強できるでしょう。
実践的な問題形式で英文法を理解
ネクステの問題形式は主に以下の5つになります。
- 客観4択空所補充
- 語句整序
- 連立完成
- 正誤指摘
- 適語補充
客観4択空所補充は4択問題なので、センター試験の文法問題に最適です。
そのほか、あらゆる問題形式を抑えているので、どの大学を受験する人にも実践的な参考書になっていると言えます。
実践問題になれながら英文法を勉強できるので、記憶に定着するのも早く、効率的に勉強できると思います。
使いやすい構成で効率的な学習が可能
ネクステは受験生のための使いやすさも考えられた構成になっています。
なぜなら、見開き2ページで構成されているからです。
ページ見開きの左ページには問題が載っており、右ページにはその問題の解答・解説が載っており、問題を解いた後に解答・解説を確認することができます。
また、 赤シートが付属でついており、 問題に取り組んでいる最中に回答が目に入らないよう、解答部分にかぶせると消えるようになっています。
問題と解答を確認するためにいちいちページを行ったり来たりする必要がないため、非常に使いやすく、効率的に学習することができます。
抑えるべきポイントを難易度ごとに表示
ネクステでは問題ごとに難易度が表示されています。そのため、自分が目指す大学のレベルに合った学習をすることができます。
難易度は以下の基準で3段階で表示されています。
基本:「中学英語+α」程度の知識で正答が出せると思われる問題。
標準:高校で学習する内容。高3の2学期終了時までに修得しておくべきレベルの問題。
発展:大学入試時点でもかなりの比率で誤答が出ると思われるレベルの問題。
基本問題は絶対に抑えておくべきです。それはどのレベルの大学を受験するにも最低限の項目だからです。
標準問題は東大・京大・早慶上智といった最難関大学や、中堅国公立や関関同立、GMARCHといった大学を目指すなら確実にしておくべき問題です。
そして、発展問題こそが他との差がつきやすい問題です。
そのため、まずは基本・標準問題を確実に正答できるようにしてから、発展問題にも挑戦するのが良いでしょう。
具体的な使い方

僕がどのようにネクステを使っていたのか紹介します。
いろんな使い方があると思いますが、ぜひ参考にしてみてください。
まずは1周する
まずは、問題を解いて1周するようにしましょう。
1周しただけで全ての問題を完璧に理解して覚えることはとても難しいです。
なので、問題を見て答えがわからなかった問題は、すぐに解答・解説を見て、、理解するようにしましょう。
1周目から正答でき、まぐれの正解ではなく、解説も確実に理解していた問題であれば〇、正答できたけど、完璧に理解していた文法事項出なかった問題なら△、まったくわからなかった問題なら✖をつけるなどして、復習しやすいようにすると良いと思います。
解説でわからなかった部分は参考書で調べる
解説を見ても理解できなかった問題は参考書で調べるようにしましょう。
ネクステの解説は必要最低限の情報だけが載っています。それは問題形式型の参考書であり、使いやすさを追求しているからです。そのため、解説だけではわからない問題があることがあります。
その際は分からないままにせず調べて、理解するようにしましょう。
インターネットを使って調べるのも良いですが、そこはきちんと参考書を使って確認するのが良いと思います。インターネットだと解説してくれているサイトが多すぎて、自分がどの部分を理解していなくてつまずいているのかがわかりづらいからです。
参考書なら文法の分詞、比較といったようにきちんと項目分けされ、細かく解説されているので、自分の弱点を見つけやすいです。
わからない部分はそのままにせず、その都度確認するようにしましょう。
僕は総合英語Forestというのを使っていましたが、現在は中古でしか売っていません。しかし、中古でもいまだ大変人気のある参考書です。
現在は総合英語Forestをリニューアルし、総合英語 Evergreenという形で販売されています。こちらは現在アマゾンの売れ筋本ランキングで英文法・語法部門1位になっています。
繰り返し使用する
1周目が終わったら、間違ったところを中心に2周目、3週目というように何度も問題を解きましょう。
モチベーションを維持するためにも、1回で完璧にするのではなく、何度も何度も解いて、正答できる問題を徐々に増やしていくと良いです。
繰り返し使用することで、知識を定着させることが重要です。1回やっただけでは、その時は覚えていたとしてもすぐに忘れてしまいます。
なので、何度も何度も復習し、ネクステにある問題を完璧に解けるレベルまで頑張りましょう。
まとめ

Next Stageについて改めて内容・特徴をまとめると、
- 問題集型参考書
- レベル: 東大・京大・早慶上智といった最難関大学や、中堅国公立や関関同立、GMARCH以上の大学を目指す人
- 総合的に英語力を高めることが可能
- 実践的な問題形式で英文法を理解
- 使いやすい構成で効率的な学習が可能
- 抑えるべきポイントを難易度ごとに表示
具体的な使い方としては
- まずは1周する
- 解説でわからなかった部分は参考書で調べる
- 繰り返し使用する
大学受験は長期戦です。とても険しく、厳しい道のりだとは思いますが、ぜひNext Stage(ネクステージ)で次なるステージへと踏み出しましょう!
こちらの記事では、僕が実際に使用していた英単語帳について紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
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